BBH
-Biz Branding Hub-
投稿日 : 
2019/09/07
更新日 : 
2019/09/07

AWS Auroraの復旧時間の目安

AWSのAuroraでリストアを行った場合にかかる時間の目安について記載していきます。

Auroraには復旧のためにスナップショットからの復元や特定時点への復旧などのオプションがあります。
便利な機能ではありますが、それを実運用で使用するためには、「そもそも復旧にどの程度時間がかかるのか」という情報が不可欠です。

私の環境での実行結果

私の環境で実施してみたところ以下のような結果となりました。

Aurora復旧時間と実行環境

所要時間 約40分
ボリューム 約1,000GB
エンジン Aurora PostgreSQL
リージョン ap-northeast-1
インスタンス db.r4.8xlarge

その他の環境での実行結果

2017年では約半分のボリュームで1時間ほどかかっていたようです。
Auroraの性能はこの2年で向上したのかもしれません。
(環境差異によるものかもしれません。)

スナップショットではなく、インスタンス直にある「特定時点への復元」を 512GB でスナップショットからの復元と同時にやってみましたが、3903秒 かかりました。スナップショットからは 3865秒。

あくまで私の環境で実施した一つの結果にすぎませんので、参考程度にとらえてただければと思います。

Profile

管理人プロフィール

都内でITエンジニアをやってます。
変遷:中規模SES→独立系SIer→Webサービス内製開発
使用技術はその時々でバラバラですが、C#、AWSが長いです。
どちらかと言うとバックエンドより開発が多かったです。
顧客との折衝や要件定義、マネジメント(10名弱程度)の経験あり。
最近はJava+SpringBootがメイン。

Recommend