AWSのAuroraでリストアを行った場合にかかる時間の目安について記載していきます。
Auroraには復旧のためにスナップショットからの復元や特定時点への復旧などのオプションがあります。
便利な機能ではありますが、それを実運用で使用するためには、「そもそも復旧にどの程度時間がかかるのか」という情報が不可欠です。
私の環境での実行結果
私の環境で実施してみたところ以下のような結果となりました。
Aurora復旧時間と実行環境
所要時間 | 約40分 |
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ボリューム | 約1,000GB |
エンジン | Aurora PostgreSQL |
リージョン | ap-northeast-1 |
インスタンス | db.r4.8xlarge |
その他の環境での実行結果
2017年では約半分のボリュームで1時間ほどかかっていたようです。
Auroraの性能はこの2年で向上したのかもしれません。
(環境差異によるものかもしれません。)
スナップショットではなく、インスタンス直にある「特定時点への復元」を 512GB でスナップショットからの復元と同時にやってみましたが、3903秒 かかりました。スナップショットからは 3865秒。
あくまで私の環境で実施した一つの結果にすぎませんので、参考程度にとらえてただければと思います。