ローカルWindwos環境に仮想Linux環境を構築する手順について説明します。
作業の流れ
作業の流れは以下になります。
・Oracle VM VirtualBoxのインストール
・CentOSのイメージファイル取得
・VM上で仮想マシンを作成
Oracle VM VirtualBoxのインストール
まずは、Oracle VM VirtualBoxをローカル環境にインストールします。
以下のサイトからOracle VM VirtualBoxのインストーラをダウンロードします。
インストーラをダウンロードできたら実行します。
あとはウィザードの流れに従っていけばOKです。
途中以下のようなインストール画面が表示されますので、インストールしてきましょう。
インストールが完了すると以下のような画面になります。
まだVM Virtualboxを起動させなくてよいので、チェックを外してFinishを選択しましょう。
CentOSのイメージファイル取得
次に、VM上で動かすCentOSのイメージファイルを取得します。
以下のサイトからCentOSのイメージファイルを取得します。
以下の画面に従って遷移していくと、ファイルをダウンロードできるサイトに辿り着きます。
この画面からダウンロードできます。
ただし、イメージファイルは7GBほどありますので、ダウンロードに時間がかかります。
VM上で仮想マシンを作成
VM上に仮想マシンを作成するために、Oracle VM VirtualBoxを起動します。
以下のようにOracle VM VirtualBoxマネージャーが起動します。
VMを作成するために、「新規」のボタンを選択します。
仮想マシンの作成画面が表示されますので、任意の値を入力していきます。
以下のように仮想マシンが作成されたら、「起動」を選択します。
起動ハードディスクを選択の画面が表示されたら、先ほどダウンロードしたCentOSのイメージファイルを選択したいので、以下のように操作します。
先ほどダウンロードしたCentOSのイメージファイルを選択。
この後、VM上でマウス操作を行うとマウスの制御がVM上のOSに移ってしまいます。
つまり、ホストOSをマウス操作できなくなります。
この状態を解除するには、ホストキ―(右Ctrlキー)を押せばいいです。
インストールが開始され、以下のような画面が表示されます。
インストーラの言語を設定できるので、日本語を選択します。
この画面では、
・ソフトウェアの選択
・インストール先
・ネットワークとホスト名
を設定します。
ソフトウェアの選択では、「サーバー(GUI使用)」を選択します。
インストール先では、デバイスにチェックが入っているかを確認します。
チェックが入っていれば、「完了」を選択します。
デバイスにチェックマークが入っていればOK。
ネットワークとホスト名
ネットワークがオンになっていることを確認して「完了」を選択します。
設定が完了したらインストールの開始を選択します。
インストールを開始すると、インストールの進捗画面が表示されます。
インストール中にてrootパスワードの設定とユーザーの作成を行います。
まず、rootパスワードの設定を行います。
次にユーザーの作成を行います。
暫く待つとインストールが完了します。
完了したら、再起動を押さずに、ウィンドウの右上の×ボタンを押下してVMを終了させます。
VM Virtualboxマネージャーから「設定」選択します。
画面右から「ストレージ」を選択し、「コントローラー:IDE」配下のCentOSのイメージファイルを削除します。
これを削除しないと、VM起動時に再びインストールが開始されてしまい、CentOSを起動することができません。
その後、先ほどと同じようにVMを起動します。
するとライセンスの承認画面が表示されますので、以下のように操作します。
以下のようにCentOSのログイン画面が表示されれば、環境構築は成功です。