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投稿日 : 
2019/09/16
更新日 : 
2019/09/16

CloudWatchLogsサブスクリプションフィルタの役割と設定方法について

CloudWatchLogsには、ログデータをLambdaに連携させるサブスクリプションフィルタという機能があります。
今回は、サブスクリプションフィルタの役割と設定方法について説明していきます。

CloudWatchLogsサブスクリプションフィルタとは何か

CloudWatchLogsサブスクリプションフィルタとは、CloudWatchLogsがログを出力するたびにLambdaにそのログを転送する設定になります。
これを設定すると例えば、ある特定の文言を含むログが出力されたときに、Lambda経由でメールやチャットに流すなどの処理が可能になります。

サブスクリプションフィルタの設定方法

サブスクリプションフィルタを設定したロググループを選択します。
その状態で、「アクション>AWS Lambdaへのストリーム」を選択します。

CloudWatchLogsサブスクリプションフィルタ

次に、ログデータを転送したいLambda関数を選択します。

次の画面で送るログをフィルタリングすることができます。
例えば、特定文言を含むもののみを送ることなども可能です。
もちろん、フィルタをかけず、全て転送することも可能です。

CloudWatchLogsサブスクリプションフィルタ

確認画面です。
問題が無ければ、ストリーミングの開始を選択しましょう。

CloudWatchLogsサブスクリプションフィルタ

以下の画像のように「サブスクリプション」のところに指定したLambdaが設定されていれば成功です。

これでサブスクリプションフィルタの設定は完了です。
今度はこれをLambda側で適切に処理してやる必要があります。
その方法については、以下の記事で詳しく解説していますので、そちらを参照ください。

Profile

管理人プロフィール

都内でITエンジニアをやってます。
変遷:中規模SES→独立系SIer→Webサービス内製開発
使用技術はその時々でバラバラですが、C#、AWSが長いです。
どちらかと言うとバックエンドより開発が多かったです。
顧客との折衝や要件定義、マネジメント(10名弱程度)の経験あり。
最近はJava+SpringBootがメイン。

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