AWSが提供するIDEサービスであるcloud9とgithubを連携する方法を紹介します。
Cloud9上でgitローカルリポジトリを作成する
まずは、Cloud9プロジェクト上でgitの設定をします。
git config --global user.name "[your name]" git config --global user.email [your mail address]
次にローカルリポジトリを作成します。
# ローカルリポジトリの作成
git init
Cloud9プロジェクトの内容をgitのリモートリポジトリ上でコミットします。
# ファイルをステージに上げる git add -A # コミット git commit -a -m "コメントメッセージ"
github上でリモートリポジトリを作成する
リポジトリから「New」ボタンを押下。
以降は画面に従って、作成するリポジトリの情報を入力していきます。
リポジトリを作成できたらOKです。
Cloud9上でSSH Keyを作成
まず、キーペアを作成します。
cd ~/.ssh ssh-keygen -t rsa -b 4096 -C "[your mail address]"
SSH Keyの保存場所を聞かれるのでEnter
Generating public/private rsa key pair. Enter file in which to save the key (/home/*******/****/*****:):
パスワードを求められるので入力
Enter passphrase (empty for no passphrase):
SSH Keyが作成されればOKです。
公開鍵をgithubに登録
id_rsa.pubを開き、内容をコピーします。
開く際は、
cd ~/.ssh ls
でファイル一覧を表示し、id_rsa.pubをクリックすればいいです。
id_rsa.pubの内容は後で使用しますので、どこかに控えておいてください。
次に、以下のようにgithubから公開鍵を設定します。
プロフィールからSettingsを選択。
プロフィール画面左の「SSH and GPG keys」を選択。
SSH Keysから「New SSH Key」を選択。
SSH Keyの内容を入力。
Titleは任意の名称、Keyにはコピーしたid_rsa.pubの内容を入力。
以下のような画面になれば登録完了。
Cloud9からgithubに接続
以下のコマンドでgithubとの接続を確認します。
ssh git@github.com
パスワードを求められるので先ほど設定したものを入力してください。
以下のような画面がでれば接続確認はOKです。
Hi [your name]! You've successfully authenticated, but GitHub does not provide shell access.
ローカルリポジトリをリモートにpush
以下のコマンドでローカルの内容をリモートにpush。
# リモートgitのリポジトリをoriginとして登録 git remote add origin [gitリポジトリのパス] # ローカルの内容をリモートにプッシュ git push -u origin master
これでCloud9とgithubの連携は完了です。
このままだとpushする時に毎回パスワードを聞かれますが、以下の設定を行うと解消できます。