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投稿日 : 
2019/08/30
更新日 : 
2019/08/30

Cloud9とgithubを連携する方法

AWSが提供するIDEサービスであるcloud9とgithubを連携する方法を紹介します。

Cloud9上でgitローカルリポジトリを作成する

まずは、Cloud9プロジェクト上でgitの設定をします。

gitの設定

git config --global user.name "[your name]"
git config --global user.email [your mail address]

次にローカルリポジトリを作成します。

# ローカルリポジトリの作成
git init

Cloud9プロジェクトの内容をgitのリモートリポジトリ上でコミットします。

# ファイルをステージに上げる
git add -A
# コミット
git commit -a -m "コメントメッセージ"

github上でリモートリポジトリを作成する

リポジトリから「New」ボタンを押下。

githubからリモートリポジトリを作成

以降は画面に従って、作成するリポジトリの情報を入力していきます。
リポジトリを作成できたらOKです。

Cloud9上でSSH Keyを作成

まず、キーペアを作成します。

cd ~/.ssh
ssh-keygen -t rsa -b 4096 -C "[your mail address]"

SSH Keyの保存場所を聞かれるのでEnter

Generating public/private rsa key pair.
Enter file in which to save the key (/home/*******/****/*****:):

パスワードを求められるので入力

Enter passphrase (empty for no passphrase): 


SSH Keyが作成されればOKです。

公開鍵をgithubに登録

id_rsa.pubを開き、内容をコピーします。
開く際は、

cd ~/.ssh
ls


でファイル一覧を表示し、id_rsa.pubをクリックすればいいです。
id_rsa.pubの内容は後で使用しますので、どこかに控えておいてください。

次に、以下のようにgithubから公開鍵を設定します。
プロフィールからSettingsを選択。

githubで公開鍵を設定する

プロフィール画面左の「SSH and GPG keys」を選択。

SSH Keysから「New SSH Key」を選択。

githubで公開鍵を設定する

SSH Keyの内容を入力。
Titleは任意の名称、Keyにはコピーしたid_rsa.pubの内容を入力。

以下のような画面になれば登録完了。

Cloud9からgithubに接続

以下のコマンドでgithubとの接続を確認します。

ssh git@github.com

パスワードを求められるので先ほど設定したものを入力してください。
以下のような画面がでれば接続確認はOKです。

Hi [your name]! You've successfully authenticated, but GitHub does not provide shell access.

ローカルリポジトリをリモートにpush

以下のコマンドでローカルの内容をリモートにpush。

# リモートgitのリポジトリをoriginとして登録
git remote add origin [gitリポジトリのパス]
# ローカルの内容をリモートにプッシュ
git push -u origin master


これでCloud9とgithubの連携は完了です。

このままだとpushする時に毎回パスワードを聞かれますが、以下の設定を行うと解消できます。

Profile

管理人プロフィール

都内でITエンジニアをやってます。
変遷:中規模SES→独立系SIer→Webサービス内製開発
使用技術はその時々でバラバラですが、C#、AWSが長いです。
どちらかと言うとバックエンドより開発が多かったです。
顧客との折衝や要件定義、マネジメント(10名弱程度)の経験あり。
最近はJava+SpringBootがメイン。

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