Windowsでaws-cliを使用すると、
UnicodeWarning: Unicode equal comparison failed to convert both arguments to Unicode - interpreting them as being unequal
のようなエラーが出る時があります。
これは、aws-cliが使用しているpthon2.x系の問題のようです。
なので、python3.x系をインストールすることで解消できます。
ただし、AWSが提供するCLIのインストーラはpython3.x系のインストールに対応していないので、自分でpython3.x系をインストールする必要があります。
ただ、このエラーは警告メッセージでaws-cliの使用自体には特に問題ありません。
なので、気にならなければ対応は不要です。
もし解消したい場合は、以下の手順を実施すればよいです。
・AWS-CLIのアンインストール(既にインストールされている場合)
・python3.x系のインストール
・pipでAWS-CLIをインストール
・システム環境変数の更新
以下、詳細な対応方法を説明していきます。
AWS-CLIのアンインストール
既にAWS-CLIをインストールしている場合は、まず、アンインストールを行いましょう。
コントロールパネルから「プログラムのアンインストール」を選択します。
プログラム一覧から「AWS Command Line Interface」を探します。
名前でソートすると探しやすいでしょう。
右クリック>アンインストールを選択します。
python3.x系のインストール
https://www.python.org/downloads/ からpythonのインストーラをダウンロードします。
インストールした python-3.x.x.exe を実行します。
以下のような画面が表示されるので、「Add Python 3.7 PATH」にチェックを入れて次に進みましょう。
これにより自動でPATHを通してくれます。
コマンドプロンプトから「python」と入力し、インストールできているかを確認します。
以下のようにバージョン情報がでればOKです。
Python 3.7.4 (tags/v3.7.4:e09359112e, Jul 8 2019, 19:29:22)
pipでAWS-CLIをインストール
pipとはpythonに搭載されているパッケージ管理システムのことです。
これを使えば、難しい操作は必要なく、パッケージをダウンロードすることができます。
この機能を使って、AWS-CLIをインストールしていきます。
コマンドプロンプトから以下入力します。
pip install awscli
インストールが始まるので、しばらく待ちましょう。
インストール完了したら、以下のコマンドで確認を行います。
aws --v
awsのバージョン情報を確認できればOKです。
プロファイル設定
以下の記事を参照ください。
AWS-CLIコマンドを実行
以下のようにコマンドを実行します。
aws s3 ls
「UnicodeWarning: Unicode equal comparison failed to ~」エラーがでなければ、成功です。