aws-cliを用いてS3にファイルをアップロードして公開する方法を解説していきます。
GUIからでも可能ですが、複数ファイルの場合はcliを利用して一括アップロードするのが簡単です。
GUIから実行する方法は以下を参照してください。
aws-cliでS3にファイルをアップロード
凡例
aws s3 cp [コピー元フォルダ] [コピー先バケット]
でアップロードが可能。
バケットパスは、s3://[バケット名]のような形式にする必要がある。
コマンド例
aws s3 cp ./target.txt s3://sample-bucket
アップしたファイルを外部公開する
ファイルをパブリックアクセスにすれば公開することができます。
ただ、不特定多数に公開するというケースはあまりないと思います。
普通は、ある程度限定された人にしか公開したくないというケースが主かと思います。
そういった時に便利なのが、「事前署名付きURL」です。
これは、そのファイル閲覧用の特殊なURLを発行する機能です。
そのURLを知っている人だけが閲覧ができるというわけです。
もちろんURLが漏れてしまえば、誰でも見れてしまいますが。
この事前署名付きURLは、2019年8月現在コンソールから設定ができません。
aws-cliを使って設定するしかありません。
設定のコマンドは以下になります。
凡例
aws s3 presign [S3のファイルパス] --expires-in [有効期限(秒)]
コマンド例
aws s3 presign s3://sample-bucket/samplefile.txt --expires-in 100
sample-bucket というバケット内の samplefile.txt と言うファイルを閲覧可能なURLを発行する。(有効期限100秒)